インバータの一般的な使用方法は? ワインダにインバータを適用する場合、巻取り側/送出し側での使用方法が異なります。 ■巻取り側で使用される機能-速度制御 ・センサレスベクトル制御 ・外部からの運転指令 ・アナログ入力による周波数指令 ・アナログ入力のオーバーライド機能 ■送出し側で使用される機能-トルク制御 ・センサ付ベクトル制御 ・外部からの運転指令 ・アナログ入力によるトルク指令 ・速度制御/トルク制御の切換入力 ・トルクバイアス入力機能 ・発電制動(制動抵抗器使用) インバータの設定方法は? ■巻取り側 周波数指令(VIA端子への0~10V入力)を補正するために、VIB端子に周波数補正用のアナログ入力(0~10V)を 行います。 *実際の運転周波数は、[VIA端子の周波数指令]+[VIB端子の周波数指令] となります。 ■送出し側 センサ付モータの設定に加え、トルク制御関連の設定を行います。 始動時にスムースに回転を立ち上げるために、速度/トルク制御切換用端子を設定します。 始動時 S3端子OFF:速度制御 RR端子(0~10V入力)の周波数指令 定常時 S3端子ON :トルク制御 RX端子(0~10V入力)のトルク指令 また、機械ロス補正用に、「トルクバイアス入力(VI端子への0~10V入力)」を行います。 センサ付モータ使用時の各種設定は? センサ付モータ使用時の設定(モータ関連およびエンコーダ関連)を行います。 F405(モータ定格容量)には、実際に使用するモータ容量を設定してください。 ※上記設定後、以下を実施してください。 1.F400=4(モータ定数の自動計算)を実行。 2.モータ接続後、F400=2(オートチューニング)を設定し、運転をかけてください。 |
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