Toshiba 東芝シュネデール・インバータ株式会社

産業分野・省エネルギー機器

ユーティリティ設備の省エネルギー効果

ファン・ポンプは給排気や冷却などの、生産設備を補うユーティリティ設備に多く採用されています。 設備の規模により複数台のファン・ポンプで構成され、負荷や設備の稼動状況に応じて台数制御をおこない、 出力を調整します。 一部または全数をインバータ化して負荷に応じた最適出力になるよう制御することで、省エネルギー効果を得ることができます。

■複数台の排気ファンへの適用事例
工場ユーティリティ設備の排気ファン4台を、台数制御からインバータ制御に変更し、風量を調整します。



【インバータ駆動時の省エネルギー効果,CO2削減量】
ファン台数:4台
モータ容量:4極-30kW
運転時間:1年(7,200時間)

◇台数制御時の消費電力量
    100kW×7,200=720,000kWh

◇インバータ制御時の消費電力量
    70kW×7,200=504,000kWh

◇省エネルギー効果
    216,000kWh
    216,000kWh×16=346万円/年

◇CO2削減量
    216,000×0.412=88,992kg/年


【省エネルギー効果の算出条件】
◇電力料金:16円/kWh
◇CO2排出係数:
0.412kg/kWh:電気事業における環境行動計画 2010年9月 電気事業連合会


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