負荷のイナーシャ(慣性モーメント)が非常に大きい場合、 減速時に過電圧トリップ(OP2)が発生する場合があります。
この場合、通常の減速停止ではなく、モータをフリーラン停止(惰性での停止)とすると、 過電圧トリップを回避することができます。
[操作パネルで運転停止を行っている場合のフリーラン停止]
以下のパラメータを設定することで、停止時は常にフリーラン停止となります。
[外部信号で運転停止を行っている場合の減速停止・フリーラン停止の選択]
以下のパラメータを設定することで、減速停止,フリーラン停止を選択することが可能です。
運転開始:
F-CC間オン,S3-CC間オン
減速停止:
F-CC間オフ,S3-CC間オン
フリーラン停止:
F-CC間オン,S3-CC間オフ
※標準出荷状態で、P24端子とPWR端子間に金属片(ジャンパ)が取付けられています。
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[よくあるご質問]
- 外部信号で、「低速,中速,高速」運転を行うには?
- 外部信号を使用して、インバータの運転停止を行うには?
- 60Hz以上で運転するには?
- メータや計測器にインバータ出力周波数(運転周波数)を表示するには?
- インバータ運転中(出力中)の信号を出力するには?
- ブレーキ付きモータを使用する上での注意事項は?
- メータや計測器にインバータ出力電流(モータ電流)を表示するには?
- 2種類の周波数(アナログ信号)を切り換えて使用するには?
- インバータ出力電流を確認するには?電流の100%の基準は?
- 操作パネルを制御盤面に取り付けるには? 操作パネルを延長するには?
- フリーラン停止(惰性での停止)を行うには?
- 延長パネルの互換性は?