インバータを適用する上での注意点は? ・高精度を要求する場合、センサをつけてください。 高精度での速度制御・トルク制御が必要な場合、エンコーダつきのモータを使用することにより、 VF-AS3Jでのセンサ付きベクトル制御(※)が可能です。 ※ベクトルオプションVEC0014Z(または、VEC0015Z,VEC0016Z,VEC0017Z)が必要です。 ・低速運転時のモータ許容トルクに注意! 低速運転(30Hz以下)時は、モータの冷却能力が低下するため負荷低減が必要です。 定トルクモータを使用することで、6~60Hzの定トルク運転が可能となります。 *OLM(電子サーマル保護特性選択)=4の設定が必要です。 ・精密機器(各種センサー)に注意! インバータはノイズ発生機器です。 このため、高精度のセンサーが近傍にある場合、センサーに誤動作を及ぼす場合があります。 「アプリケーションマニュアル インバータのノイズ対策について(会員サービスで無償公開)」を参照の上、ノイズの 影響を受けにくい配線方法や、万が一のノイズトラブル時の対策を行ってください。 ・高調波に注意! インバータは高調波発生機器です。 このため、同一電源系統の機器に高調波電流が流れ込み、制御系の誤動作などの悪影響を及ぼす場合があります。 また、力率改善コンデンサが設置されている場合には、力率改善コンデンサを取り外すか、直列リアクトルを挿入するなどの対策が必要です。 「アプリケーションマニュアル インバータの高調波対策について(会員サービスで無償公開)」を参照の上、 高調波対策を行ってください。 基本的には、入力リアクトルまたは直流リアクトルの設置を推奨します。 (単相100V入力用インバータには、直流リアクトルは接続できません。) | |
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