Toshiba 東芝シュネデール・インバータ株式会社
生産終了品

多機能・小形インバータ TOSVERT VF-S11

入力電圧クラス/容量範囲
単相 200V 0.2~2.2kW
(適用モータ:3相200V)
3相 200V 0.4~15kW
3相 400V 0.4~15kW
3相 200V 0.4~3.7kW(全閉型)
多機能・小形インバータ

大きな始動トルクが必要なお客様のために

トルクデータ例

※VFS11-2022PMで東芝標準三相200V-2.2kWモータをパラメータ設定後駆動した場合。

コンベア、ホイスト、階段昇降装置などの搬送機械は、始動時に大きなトルクが必要な場合があります。 VF-S11は東芝独自の電流ベクトル演算制御で、1Hz-200%以上(*)の始動トルクを発生します。 大きな始動トルクを必要とする用途にも余裕で対応できます。
*東芝標準4極モータを駆動した場合。
(電圧・機種により異なる場合があります。)

電磁ノイズで困っているお客様のために

発生ノイズデータ例

業務用アイロン台、洗車機、ランニングマシーンなどの健康・医療・福祉介護、環境・生活関連機器は、電磁ノイズを出すと周辺に大きな迷惑となります。
VF-S11はコンパクトボディに内蔵されたノイズフィルタによって、発生する電磁ノイズを大幅に低減します。欧州EMC指令にも対応します。

取付けスペースに制約があるお客様のために

サイド・バイ・サイド設置

食品機械、包装機械、化学機械、印刷機など内部に機器を収納する機械や制御盤をできるだけコンパクトにしたい場合があります。
VFS11は従来機種に比べて大幅に小型化しました。しかも、サイド・バイ・サイド設置により、 隣同士のインバータを密着して設置することができるため、設置スペースをさらに節約できます。

メンテナンスを重視されるお客様のために

ファン、ポンプ、ブロワや空調機器などは、定期的なメンテナンスが必要です。
VF-S11は寿命部品の交換予定時期をモニタしたり、警報を出せるため、メンテナンス時期の目安にできます。 また、主回路コンデンサは設計寿命が10年(*)という長寿命設計です。 さらに、周囲温度60℃まで使用でき、耐環境性にも優れています。
*周囲温度:年平均40℃、出力電流:定格電流の80%、1年365日24時間運転。

拡張性が必要なお客様のために

着脱式端子台基板

ビル空調システム、工場のライン制御などは、通信によるシステムの制御・監視を行いたい場合があります。
VF-S11は制御端子台基板を着脱式にしているため、 オプションで用意している各種通信基板「CC-Link(*),RS485,DeviceNet(*),LONWORKS®(*)」を簡単に取り付けることが可能です。
拡張性に優れています。 *CC-Linkは三菱電機(株)、DeviceNetはODVA(Open DeviceNet Vendor Association)、 LONWORKSはEchelon Corporationの登録商標です。

幅広い容量・機種が必要なお客様のために

容量範囲

同じ機械や設備には予備品の確保、メンテナンスのやり易さから、同じ種類のインバータでそろえたいと思いませんか?
VF-S11は、このクラスのインバータとしては15kWまでと幅広い容量範囲を誇ります。 また、水やほこりが多いなど環境の厳しい場所でも使用することができる全閉ボックス型もラインナップしています。