社員インタビュー Y.Sさん

試験マンでは終わらない
得られたデータから皆で改善を考える

Y.Sさん

品質管理グループ

入社

入社17年の中堅世代
良くも悪くも視野が広がり成長した

学校を卒業し入社以来、継続して品質業務に携わっています。入社してすぐは特定のお客様向け製品の設定・点検業務、海外製造サイトで製造され入荷した製品の検査業務を行いました。その後、設計者が開発した製品の認定試験業務を担当し、インバータとモータの組み合わせ試験、インバータのパフォーマンス試験に携わりました。2022年10月から、現在の業務である担当機種の品質改善について海外製造サイトと連携を密にとり調査・検討を行っています。

入社して17年が経ち中堅世代となりました。良くも悪くも視野が広がったと感じています。良かった点は、物事を深く見られるようになったことです。なぜこの事象が起こっているのか自分で確認できるようになり、着実にスキルアップしていると感じています。逆に視野が広くなったがゆえに、あれこれと思いが広がって焦点が定まらないこともあります。いずれにしても、自分なりにいろいろな側面から考えて整理する癖がついていますので、それが成長している証なのだと思います。

品質管理グループ Y.Sさん

大切なのは数値に対して『真摯に向き合う、正直である』こと

認定試験業務では試験結果から得たデータを取り扱います。大切にしていることは、どんな結果についても『数値に対して真摯に向き合う、正直に伝える』ということです。そして得られたデータから『仕様に対してどれだけの差異があるのか』『調整することでどこまでの改善が見込めるのか』を、まずは設計担当と検討します。お客様のご理解が必要な時にはマーケティング担当も含めての調整を行います。このように、いろいろな部署の人間が一つになって製品を完成させています。「作って満足していてはダメ」とよく言われますが、本当にそのとおりだと思っています。いかにお客様に満足していただけるか、この製品でよかったと思っていただけるか、常にそれを思いながら仕事をしています。数値を出して「これでよし」ではなくて、そこから先を皆で考えていくのが私たちのやり方です。

品質管理グループ Y.Sさん

任せてもらえるプレッシャーがいつしかやりがいに変わる

当社は個人を尊重して見守ってもらえる社風です。業務は任せられることがほとんどですので、大変な部分もありますがその分やりがいを感じることは多いと思います。私自身、後輩に対して教える立場になってきました。考える力を養ってもらうためにも、まずは自分で考え行動してもらい、間違っていれば私たち先輩が正していく。また聞かれたことに対してはきちんと耳を傾け、一人で悩むようなことがないようにていねいにサポートをしていきます。そういう私もまだまだ先輩から教えていただくことが多く、スキルアップしている最中です。

頑張って良かったと思える瞬間は、自分が携わった製品のカタログを目にした時です。掲載されている数値は、自分が取ったデータから自信をもって表現したものです。多くのお客様がその数値をご覧になって製品の採用を検討されることを考えると、やりがいを感じるとともに身が引き締まる思いです。

メッセージ

全ての基本はコミュニケーションです。自分の考えを伝えることができる、相手が何を伝えたいのかを理解できる、ここさえしっかりしていればスキルアップは自ずと早くなると思います。

品質管理グループ Y.Sさん

とある1日のスケジュール

  1. 出社

    メール確認

  2. 打ち合わせ

    グループミーティング

  3. 業務

    海外製造品入荷後の受入検査、加工品等の状況確認

  4. 昼休み
  5. 打ち合わせ

    海外製造サイトとの品質打合せ(インドネシア)

  6. 業務

    各サプライヤへの調査依頼、結果の確認

  7. 打ち合わせ

    海外基板製造サイトとの品質打合せ

  8. 業務

    設計変更実施後、製造されたサンプル品の確認

  9. 退社